トラックのハンドルはなぜ大きいの?

皆さんもバスなどに乗った際に気がつくかと思いますが、バスやトラックのハンドルは乗用車のハンドルよりも一回りくらい大きいですね。

日野 H22 レンジャー 低温冷凍車 格納PG サイド扉 画像21日野 H22 レンジャー 低温冷凍車 格納PG サイド扉 画像1

今やパワステの時代なのに・・・なぜ大きいハンドルが必要なのでしょうか?

その前に、ハンドルの大きさの目安です。

【大型トラックのハンドルの大きさ】
(旧型)
平成5~6年くらいまでの大型トラック
ハンドルの外径・・・50センチ

(新型)
平成6年程度以降の大型トラック
ハンドルの外径・・・45~46センチ

【中型トラックのハンドルの大きさ】
(旧型)
平成5~6年くらいまでの中型トラック
ハンドルの外径・・・47~50センチ

(新型)
平成6年程度以降の中型トラック
ハンドルの外径・・・45~46センチ

【参考:乗用車】
小型の乗用車:36~37センチ
大型の乗用車:38~39センチ

やはり、乗用車と比べるとトラックのハンドルは大きいですね。

また、昔のトラックほどハンドルが大きいことがわかります。昔のトラックは現在のように高性能なパワステがなく、タイヤの舵取りをするのにハンドルを回す手の力に頼っていたため、力が伝わりやすいように大きなハンドルを採用していたようです。

【ではなぜ今でもハンドルは大きいままなの??】
確かに、高性能なパワステが備え付けられているにも関わらず、なぜハンドルは大きいままなのでしょうか?

理由は複数あるようですが、代表的な理由を挙げてみます。

・トラックは荷物を積んで走るため、重心が高くなりやすい。
ハンドル径を小さくすると、ハンドル捌きが小さい動作で済むようになるのと同時に、急ハンドルにもつながり易くなり、高重心のトラックでは横転のリスクが高くなる。

・ハンドル操作が小さくなり、遊びが少なくなるためよりハンドル操作により注意が必要になり長時間の運転では逆に疲れる。

・万が一、パワステが故障してもハンドルを操作できる程度の大きさのハンドル径を採用している。
確かに、パワステも絶対に壊れないとは言えませんから、安全のため腕力だけでも舵が取れるサイズに考えられているのには納得ですね。

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