大型トラック用のけん引トラック

大型トラックをけん引するための大型レッカー車を見たことがある方もいらっしゃる

のではないでしょうか?

大型トラックをけん引した場合、総車長は20Mを超える場合も!

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本当に運転のテクニックが要求されそうですね。

また、トレーラーのようにトラクタでけん引する場合と違い、被けん引車両はブレー

キがかからないため、車速のコントロールにはかなり慎重になる必要がありそうで

す。

こういった大型車両のけん引をしているレッカー車の前に割り込んだりすると、け

ん引中のレッカー車は急ブレーキをかけても止まりにくく事故につながるので、周囲

のトラックや車も余裕を持った運転を心掛けたいですね。

 

さて、この大型トラック用のレッカー車はどのような仕様になっているのでしょう

か?

実はベースは、被けん引車両と同じ25tベースの大型トラックのシャーシであるこ

とが多いようです。

あれ??

同じ車くらいの大きさのトラックでけん引できるの?

そうなんです。実はテコの要領が使われています。

レッカー車両の後輪が支点、被けん引車を持ち上げているアンダーリフト部分が力

点、エンジンのあるキャビンが作用点になります。

 

レッカー車の力学

中学生の理科のような話になりますが、

被けん引車と後輪の距離<レッカー車のホールベースなので、エンジンの重さで被け

ん引車を支えることができます。

被けん引車と後輪の距離はレッカー車のホールベースの半分程度なので、レッカー車

の車重の約2倍まで持ち上げることができます。

さらに被けん引車も後輪を接地している状態なので、車重の半分以下しかかかりませ

ん。

そのため、想像よりも重要のあるトラックをけん引することが出来るような仕組みに

なっています。

ただし、重い車をレッカーすればするほど制動距離が延びるので慎重な運転が求めら

れるそうです。

 

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