ワイズトラックブログ

2016.11.08

オールテレーンクレーンの運転資格

オールテレーンクレーン

 重量物の移動に欠かせないクレーン作業、特に超重量物の際に大活躍のオールテレーンクレーン。日本では、ラフテレーンクレーンの方が主流ですが、大規模な現場となると、姿を見かけることもあります。

ラフテレーンクレーンは運転席と、クレーンの操作席が同じですが、 オールテレーンクレーンとは、車体とクレーンの運転席がそれぞれ独立している重機です。また、シャーシは多軸駆動、多軸操舵となっているため、整備されていない道の走行も得意です。さらに、最高速度が60~70kmでるので、高速道路も走行できるオールマイティな仕様となっています。高速道路は60km 以上で走行できないと走れませんのでラフテレーンクレーンは走れません。

オールテレーンクレーンの操作や運転に必要な免許・資格

【クレーン作業に必要な資格】
 オールテレーンクレーンで作業をする場合は、5tを超えるため、移動式クレーン運転士免許が必要となります。

【公道での走行を行う場合】
 オールテレーンクレーンで公道を走る場合には、大型自動車免許が必要となります。ラフテレーンクレーンの場合には大特免許が必要になります。
また、ほとんどの車両では、クレーンを車体に載せたままでは道路交通法の総重量制限にひっかかるため、作業現場まではクレーンとカウンターウェイトを取り外さなければなりません。それらの作業をおこなっても、重量・幅などの制限が道路交通法の規定にオーバーするため、特殊車両通行許可証が必要になります。

この様に現場に到着するまでにも、到着してからも大掛かりな作業が発生してしまうためラフテレーンクレーンの方が日本では重宝されてしまっているのが現状ですね。

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