ワイズトラックブログ

2019.03.20

MANトラクタのスペック

日本ではまず見ることのないトラック「MAN」

読み方は「エム・アー・エヌ」と読むそうです。

Aをアーと呼んでいるのは、ドイツ語の特徴ですね。ということでMANはドイツ生まれ

のトラックメーカーです。

その語源はMaschinenfabrik Augsburg-Nürnbergというアウスブルグ・ニュルベルンク

機械工場という意味のドイツ語だそうです。

現在はフォルクスワーゲンの傘下に入り、得意のディーゼルエンジン技術を活かして

トラックやバスを中心に船舶用エンジンなどを製造しています。

feast-2697737_1920

※奥の黄色いトラクタがMAN製のトラクタです。

australian-defense-force-2514856_1920

※このような軍用車も製造しています。

このMANの車両が日本に輸入されたのはバブル期の1980年台のことでした。

バブルに燃える日本で、高級2階建てバスが流行り当時2階建てバスを製造していた

MANから輸入したという実績が残っています。

トラックの輸入実績はというとほとんどないようです。

そしてこのMANの重トレのトラクタのスペックはというと・・・

シリーズ  :  TGX

車重    :  41トン

馬力    :  640馬力

トルク   :  3000Nm

エンジン  :  15.4L

シャーシ  :  8×4/4

このシャーシの8×4/4のトラクタというのは日本にはない構造なので目にしたこと

がないかもしれませんが、合計4本の車軸があり、前2つがハンドルに連動して舵を

切る役割をしておりタイヤはシングル、後ろ2軸がダブルタイヤとなっています。

いわゆる低床4軸と同じ仕組みです。低床4軸がトラクタになってホイールベースが

極端に短くなったとイメージしていただくとわかりやすいですね。

なんとも日本人からすると不思議な構造です。

やはり国が違えばそのスペックもけた違いです。

きっと日本人には低燃費のトラックを器用に開発するというような方向性が合致して

いるのでしょうね。

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