ワイズトラックブログ

2019.07.31

PTOとは?

ダンプやユニックなど、大きな油圧の力を必要とする装置を仮装した車両についていることの多いPTOスイッチですが、このスイッチを押すとどのような機械的な動作が起きているのでしょうか?

 

そもそもこのPTOとは「Power Take Off」の頭文字をとっており、エンジンのパワーを別の動力に飛ばすという意味を持っています。

そして、PTOには大きく3つの種類があります。

〇トランスミッションサイドPTO

ユニックなどのように止まっている時にしか作業を行わない=止まっている時のみ動力を必要とする装置を架装している場合に取り付けれられます。

トランスミッションの切り替えを行うような形でエンジンの動力を取り出します。

 

 

 

 

〇フライホイールPTO

ミキサー車などのように走りながら、大きな装置を動かす場合に、採用される方法です。

エンジンの回転力をトランスミッションに伝えるフライホイールにPTOを取り付け走行中でも動力を取り出せるように設計されています。

ということは、エンジンを回して加速すると荷台のミキサーも回転が速くなるということになりそうですが、実際には回転速度を安定させられるような仕組みが採用されています。

 

 

 

〇中挟みPTO

超高圧ポンプ車(消防ポンプ車)などのように非常に大きな力を必要とする場合には、エンジンの動力を100%取り出せるように、トランスミッションの前にPTOを取り付け、エンジンの回転力=PTOの動力となるように設計されています。

 

主にこの3種類のPTOの中から架装に適したPTOが装着されているのですね。

 

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