ワイズトラックブログ

2020.12.09

トラッククレーンのアウトリガに掛かる力

トラッククレーンやラフタークレーンといえば、いわゆる移動式クレーン車ですが、建設現場などで本当によく見かけます。

 

ラフタークレーンを安全に使用するには、吊り上げ荷重の制限を守ると同時に、しっかりとした地盤にアウトリガを最大まで張り出すことが重要です。

 

 

地盤の弱いところにアウトリガを張っても、荷物を吊り上げたら地盤が沈んでバランスを崩し転倒という事故になる可能性もあります。

では、どの程度の荷重がアウトリガにかかっているのか見てみましょう。

 

もちろん、複雑な計算をすれば各アウトリガへの荷重も計算できますが、便利なことに各メーカーで「アウトリガ反力」の計算結果を提供してくれています。

 

今回は、加藤製作所さんの25トンラフターを例に計算してみます。

 

(状態)

型式    SR-250R(X) ※いわゆる25トンラフターです。

アウトリガ 6.6M 張り出し

ブーム状態 23.45Mブーム

作業半径  12M

吊り上げ   5.9トン

 

(反力)

左前 188KN(キロニュートン)=19.2トン

左後 203KN         =20.7トン

右前 198KN         =20.2トン

右後 191KN         =19.5トン

 

即ちアウトリガにこれだけの重量が掛かるので、地盤が弱い場合には敷鉄板を敷くなど、反力を分散しなければなりません。

 

これが、超大型のオールテレーンKA-4000Rなどになると、なんと一か所のアウトリガに対して100トン以上の荷重が掛かってきます。

地盤の耐荷重を調べるだけでも、大仕事になりそうですね。

 

 

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