ワイズトラックブログ

2022.11.16

今年は雪が多め?走り方とスタッドレスタイヤの選択

今年は気温は例年並みでも降雪量が多いのではないかと予想されています。

 

東北の日本海側では、11月の末には平野部でも降雪する可能性があると予想されています。

参考:気象庁

 

この時期の降雪予報はあくまでも予報であり不確実性は高いですが、今年の降雪予想と多めを予想する理由の一つにラニーニャ現象があります。

 

簡単にまとめると、南側の海水温が高く湿気を含んだ大気が、北側の寒気にぶつかり雪をより多く降らすという現象です。

雪が降れば気になるのは交通情報とトラックの足元事情です。

そろそろ、冬タイヤへ交換で整備工場へ入庫される方が増える時期かと思います。

スタッドレスタイヤの選択の仕方は車両ごとに運行地域に合わせて考えられると思います。

その中でいくつかの候補として提示してみたいと思います。

 

〇 積雪凍結路の峠越え等は基本的にはないけれども平地の雪には対応したい

ダンロップでいえばSP081などの固めのタイヤがいいのではないでしょうか?

このクラスのタイヤでは夏タイヤよりも溝が深く、もちもいいため冬に新品タイヤに履き替えたら夏もスタッドレスのまま運行し、冬まで履きつぶしてしまうという走り方もできます。

〇 効きをある程度重視して、春には夏タイヤへ交換しても大丈夫

こういったケースでは、本格的な豪雪地帯も日常的に走るもののある程度タイヤも長持ちさせたいというケースではないでしょうか?

こういった場合にはダンロップでいえばSP001シリーズなどがいいかもしれません。

 

〇 北海道や日本海側で冬は雪道走行がかなり多く、バリっと効かせたい

こういった氷上性能を重要視した場合は、耐摩耗性は犠牲にしてもゴムを柔らかく路面へのひっかきをしやすい抵抗の多いブロック形状のタイヤとなります。

ダンロップのSP002などが相当します。

タイヤも長持ちしないので、関東などでドライ路面での使用が多い場合にはもったいないかもしれませんね。

 

早めに足回りを固め、事故のない冬ライフを迎えたいですね。

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