ワイズトラックブログ
2023.01.24
冷凍車の予冷の方法
冷凍車や冷蔵車などは荷物を積む前に予め庫内の温度を下げておく予冷をする必要があります。
予冷をしないと、庫内の温度が高いために積み荷の食品を解凍してしまったり、痛めてしまう原因となります。
冷蔵・冷凍トラックにとって温度管理は非常に重要な仕事の一つになります。
予冷の方法には、大きく2つの方法があります。
〇エンジンを回して冷却する方法
冷凍機をエンジンの動力を使って稼働させる方法です。
場所を選ばすいつでも予冷することができます。
一方、エンジンを回しっぱなしになるので燃料を消費し続けることになり、燃費低下とともにCo2も出し続けることになります。
〇外部電源を使用する方法
スタンバイ機能という、外部電源を使用して冷却する方法です。
電気を使用して冷却するため、エンジンをかける必要がなく、燃料の節約や環境保全にも効果的です。
一方、電源がある場所でないと予冷できないので車庫や荷主さんの倉庫など場所が限られてしまいます。
冷蔵車や冷凍車の場合、こういった予冷が必要になるため、エンジンを掛けて暖気したらすぐ出発とはいかないわけですね。
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