ワイズトラックブログ
回送運行ナンバーと臨時運行ナンバーの違い
回送ナンバーと通称、仮ナンといわれる臨時運行許可番号標の違いとはいったいどのようなものなのでしょうか?
どちらも車検切れの車両や未登録の車両などを自走する際に使われるものです。
〇仮ナンバー 赤い斜線が入ったナンバーです。
・申請は、出発地などの市町村役場で行います。
・申請書類には、経路申請も必要で基本的には経路外の通行はできません。
例えば、経路を外れてスーパーで買い物をして帰るなどということはダメということになります。
・期間は最長で5日間の運行日数しか申請できません。
まぁ、北海道から九州まで高速を使わずに走っても5日あれば到着しますね。
それなりにはハードなスケジュールになりそうな気がしますが・・・
・5日間の運行でも別途自賠責保険に入る必要があります。
期間が短いので割高な保険料になります。
〇回送運行ナンバー 赤い枠で囲われたナンバーです。
・定期的に仮ナンバーを申請しないといけない、事業者のためのナンバー
別名ディーラーナンバーやデラバンなどととも言われます。
トラック業界では、キャリアカーに乗らないトラックの自走回送をしている業者さんなどが使用しています。
・取得にはいろいろと条件があります。また、管轄の陸運支局によっても条件に差があるようです。
例えば、自動車販売業の場合には月平均12台以上などなど・・・・
・1枚のナンバーの有効期限が長く、最長5年間の有効期間がある。
・1枚のナンバーで様々な車を運行することができる。
比較してみると、車を扱う事業者の場合には回送ナンバーの方が便利なことが分かります。
しかし、その取得条件も複雑なので申請を検討しているかたは、専門の行政書士さんなどに相談してみる方がいいかもしれませんね。
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