子供の乗車定員は３人で大人２人分？

ワイズトラックブログ

2016.11.19

　普通免許でも運転できるハイエースなどをベースとしたマイクロバスは運転する機会もあることかと思います。子供の部活で・・・近所の自治会で・・・など用途は様々でしょうが、小さな子供が含まれる場合も多いのではないでしょうか？

　ここでいう子供とは12歳未満を指します。

【子供の乗車人数について】

自動車には、自家用車からバス、トラックまで、「何名まで乗れるか」という値が決まっています。また、子供の場合、一人分と換算されず、次のように定められています。

子供一人は大人２／３計算。すなわち大人用の2人シートに子供は3人座れるということになります。

　さて、上記のように計算するとなると、ひとつ困った問題がでてきますね。例えば、乗車定員が27人のバスに、幼児が36人、大人2人が乗車する場合、法律的には問題ありません

（幼児36人=大人24人分+大人2人+運転手1人）。しかし、シートベルトが足りないという問題が発生します。法律上は・・・「足りない分に関しては着用せずとも罰則が免除されるとはなっていますが、実際に事故を想定するとやはりシートベルトはしていないと危ないですね。

なのでバス会社も、法律上の乗車定員以下でもシートベルトがなくなるような状況での乗車はNGを出すところがほとんどのようですね。

もし、マイクロバスを利用する際に、人数が定員オーバーしそうならばもう一台台数を増やすか、大型のものに変更して安全を重視した方がよいでしょう。

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