ワイズトラックブログ

2019.10.16

新東名高速に自動運転車両用の車線ができる!?

自動運転、自動運転と何かと話題になるようになってからというもの、技術の進歩の方が法律やインフラの整備よりも格段に速く、技術に社会が追い付かない状態となっています。

 

そんな中、2020年度内に新東名高速内に社会実験として自動運転車専用レーンを設けようと、議論されているようです。

 

自動運転には6段階のレベル分けがありますが、現在の市販車において最も先進的かつ実用的な自動運転レベルはレベル3です。

 

ちなみにレベル3とは一般に条件付き自動運転と言われるものです。

具体的には、高速道路を人間の操作なしにシステム主体で自動運転するものです。

しかし、自動運転では制御できない場面も想定されるためその際にはドライバーが車両を制御しなければなりません。

 

大凡レベル3の自動運転システムを搭載した市販車はというと・・・高級車ばかりですが

アウディ A8

ベンツ Cクラス

スバル フォレスター

レクサス LS

 

といったところでしょうか。

また、トラック・バス部門では日野のセレガがドライバーを監視し、緊急時に車両を停止させるという自動運転機能を実装しています。

 

自動運転を取巻く法整備ができてくれば、自動運転機能を実装した車両がさらに多く発売されることかと思います。

 

さて本題に戻りますが、新東名において一部区間の「一番右車線を自動運転専用レーン」として位置付けるという具体案が出ているようです。

 

なぜ、追い越し車線である一番右側なのかというと一番左の走行車線では合流などで速度変化も大きく、自動運転専用レーンには不向き、一番右車線を専用レーンにすれば速度変化が少なく自動運転機能を使いやすいなどの理由から発案されたようです。

 

一方、現行法上は一番右車線は追い越し専用車線であり、走行し続けると違反になります。

 

その為、警察との連携や特別法の制定など様々な調整を経て2020年度内ということは2021年3月の末までには実験をしたいということの様です。

 

社会実験が開始されたら、ぜひ見てみたいですね。

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