トラックにアルミホイールを履かせる理由　|　中古トラック販売・修理・架装・売却　ワイズトラック

自家用車などではドレスアップなどのため、またスポーツカーなどでは軽量化などのためにアルミホイールを履くことは多々ありますが、トラックにアルミホール装着が増えているのはなぜでしょうか？

 

トラックの場合には仕事車なので、基本的にはコストを重視する傾向が強いと思いますが、なぜトラックのアルミホイールは高いにも関わらず装着するトラックがあるのでしょうか？

 

大きさも大きく、強度も求められるためホイールの価格が高くなるのは仕方ないですがそれでもアルミを履くメリットはあるのでしょうか？

スバリ低燃費化です。もちろん見た目もありますが・・・・

 

と言っても大型車の場合でさえ、軽くなる重量は鉄チンホイールに比べて一本当たり約１４KGとのことです。

１２輪だとしても、１４KG×１２輪＝１６８KGで、トラックの総重量に比べれば何だか微々たる重量な気がします。

 

しかし、この１６８KGは積み荷が１６８KG軽くなるのとは訳が違い、ホイールが１６８KG軽くなるとエンジンに対する負荷は約１０倍の１６８０KG軽くなるそうです。

 

スポーツ自転車のロードバイクがありますが、そのタイヤは細く軽くホイールもカーボン製などで非常に軽くできています。ロードバイクの世界の場合、ホイールを１００ｇ軽くするために数万円もの金額を支出するそうですが、ホイールの１００ｇの軽量化は素人が乗っても分かるほどの違いになるそうです。

理由はホイールは回転する際の遠心力で、実重量の何倍もの重量が掛かるからだそうです。

 

ということで、愛好家の間ではホイールの軽量化のために大金をつぎ込みカスタムするとのことです。

 

ということは、トラックの一本当たり１４KGの軽量化というのはかなり大きいですね。

 

そして、アルミ装着による燃費向上は約３～５％だそうです。

 

走行距離などを考えると、アルミホイールを装着してみるのもエコ化の一手段になりそうです。