ワイズトラックブログ

2021.06.13

トラックの「ホイールナットの緩み」を発見するための対策

営業用のトラックでは日常点検をしてから運行を開始することが法令で定められています。

 

点検項目は多岐に渡りますが、点検項目の中の一つであるホイールのナットの緩みは点検ハンマーで叩いて音でその緩み具合を判断することになります。

しかし、ちょっとしたゆるみを音と感覚だけで判断するには、十分な経験がないとなかなか難しいケースもあることと思います。

 

そこで、目視での点検ができるように日常点検の手引きが改定されました。

 

以前は、点検ハンマーでの点検が基本でしたが、今はホイールナットへのマーキングやホイールナットマーカーを使用した目視点検でのトラックの日常点検ができるようになりました。

 

マーキングの方法は簡単で、ホイールのナットとボルト上に直線の線を描くだけです。

その直線が、直線ではなくなっていた場合ナットが緩んでいるので早急に増し締めが必要になります。

 

 

トラックの車輪脱輪は大事故につながる可能性が高いので、確実な点検が必要ですね。

 

また、マーキングする際にはマーカーを使用する必要があります。

マジックなどでは長持ちしないので、耐熱対候の専用マーカーを使うとマーキングが長持ちするのでしっかり点検できますね。

 

 

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