ワイズトラックブログ

2020.07.29

UDエスコットのSPLスイッチ

近年はトラックの業界においてもオートマ車両を見るようになってきました。

 

各社、オートマのシステムはもっていますが、今日はUDのエスコットについて書いてみようと思います。

エスコットのシフトノブの上にSPLというスイッチがあります。

これはいったいどのように使うのでしょうか?

 

SPLとはスプリッタースイッチといわれます。

 

これは、マニュアルミッションのHigh-Low切り替えと同じ働きをしています。

 

例えば、6速ミッションのエスコットの場合、SPLをオンにすると以下のようにギアが変速されます。

 

1速Low→1速High→2速Low→2速High→3速Low→3速High→4速Low→4速High→5速Low→5速High→6速Low→6速High

というように実質12速の多段階変速になります。

 

SPLがオフの場合

1速→2速→3速→4速→5速→6速

 

という変速になるので、SPLオンにすることで2倍ギア数があることになります。

 

12速変速にすることで、シフトアップのタイミングを早くし、低燃費走行に貢献できるというわけです。

 

トルクのある、おいしいところでどんどん変速していくという狙いですね。

 

昔はオートマなんて・・・という時代もあったかもしれませんが、一度オートマを経験してみると見方も変わるかもしれませんね。

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