トラックの故障 トラックがまっすぐ走らない

トラックを運転していて、ハンドルを握る力を抜くとまっすぐにトラックが走らないという症状を経験したドライバーの方もいるのではないでしょうか?

なぜ、ハンドルを離すとまっすぐに走らないのでしょうか?

日野 H17 レンジャー 低温冷凍車 PG付 キーストン 画像25

まっすぐに走らない原因

①タイヤの空気圧が適正値になっていない。
②タイヤが編摩耗している。
③ブレーキシステムに不具合がある。
④アライメントが不良になっている。
⑤足回り・フレームにゆがみがある。

①タイヤの空気圧が適正になっていない

トラックは重量物を積載することが多く、乗用車に比べて空気圧は高圧になっているので、タイヤの空気圧が適正でない場合、まっすぐに走らないことがあります。
例えば、左右で空気圧が違うなどと言った場合にも、症状が出ることがあります。

 

②タイヤが編摩耗している

編摩耗しているタイヤではまっすぐに走りません。
しかし、編摩耗しているということは編摩耗する原因があるということになります。
編摩耗の原因として考えられるのは
・荷物を偏って載せている
・過積載で走行している
・アライメント不良になっている  など

この様な原因が考えられます。

③ブレーキシステムに不具合がある

ブレーキシステムに不具合があり、ブレーキを開放しているのに一部の車輪でブレーキが掛かった状態になってしまっているなどの場合です。

いずれにせよ、早急に整備が必要だと思われますので、整備工場やディーラー見てもらった方がいいですね。

④アライメントが不良になっている

アライメントとは、タイヤの角度調整です。この角度がずれていると、タイヤの編摩耗を招きます。測定器のある、工場で見てもらいましょう。
アライメントの崩れたまま走り続けると、タイヤの交換サイクルが早くなったり、左右の摩耗割合に違いが生じ、タイヤの交換コスト増を招くので早めに対処しましょう。

⑤足回り・フレームに歪みがある。

事故後にどうも調子が悪く、スムーズにまっすぐ走らないなどと言った場合にはフレームや足回りの歪みや不良が考えらえれます。
事故の場合には、修理で整備工場等に入庫すると思われるのでしっかりと整備をするようになるかと思いますが、縁石等にタイヤをぶつけた。
段差でトラックの下回りをぶつけた。

この様なことが原因で、パーツが損傷していることやアライメントが不良になることもあるようです。

この様に見てくると、まずは小まめな空気圧の点検が大事です。それでも、何か異常を感じたら早め早めに、整備工場やディーラーに見てもらうことが大事そうですね。

ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与できますようにより良い中古トラック・中古冷凍冷蔵車・中古トレーラー等を多数取り揃えて皆様のご来店をお待ちしております。

日野 H17 レンジャー 低温冷凍車 PG付 キーストン 画像3いすゞ H20 ギガ トラクタ ◆ H10 富士 6台積 画像1日野 H27 レンジャー 平 4段クレーン 未使用車 ☆ 画像1

トラックのホイールナットの締め付けトルク

トラックには乗用車に比べ沢山のホイールナットが付いています。このホイールナットにはそれぞれのメーカーや車種によって締め付ける力が決まっているのです。

また、4トン以上のトラックは、ブレーキ時に慣性の法則によってネジが緩なまいように、左側が逆ネジに設定された車体が多くなっています。無題

上記が主なトラックの2010年以降の参考数値です。

適正トルクというのは、その値で締め付ければネジも緩みにくくパーツへの負担も少なく安全性を確保できる適正値ということになります。適正範囲を超えて強く締めても、他のパーツへ負荷が極端に増大し、破損の原因になることもあります。例えば、適正値を超えて強く締め付けた結果ハブボルトが折れた・・・・などですね。

万が一タイヤが取れたりした場合には大事故につながります。

締め付けの際にはしっかりとトルクレンチを使って適正値に管理しましょう。

日野 H15 レンジャー 冷蔵冷凍車 ジョルダー 画像3

 

トラック用タイヤの保存方法

トラック用タイヤを痛まないように保存したい

そろそろ夏タイヤから冬タイヤへ履き替えた、もしくは履き替えるという方もおおいのではないでしょうか?
この時期になって困るのはタイヤの保管場所と保管方法です。ちょうど山がなくなって廃棄とタイミングが合えばよいですが、合わないときに夏タイヤを保管することになります。この保管方法を間違えてしまうと劣化をより進ませてしまうことになります。

良い状態でタイヤを保管する
【その1 洗浄】
 まず、タイヤに付着した細かい泥、融雪剤、油脂などなど…いろいろな目に見えない汚れがあるのでこれを洗い流します。
汚れはタイヤの老化を促進してしまうので例え長期保管することになっても次に履き替えたときに問題なく使える程度には良く洗っておきましょう。
洗い終わったタイヤは水分を拭き取ったのち自然乾燥させます。

【その2 空気圧】
 タイヤの空気圧はパンパンになっているよりも緩めた方が良いようで走行時の半分以下くらいまで空気圧を下げてタイヤの緊張状態を解いてリラックスできるような状態にしましょう。

【その3 保管場所】
実はこれが一番重要です。タイヤはゴム製品なので紫外線や雨風に弱く劣化が進んでしまいます。 なので、直射日光の当たらない、涼しい場所に保管しましょう。理想的にはやはり倉庫内ですね。

【その4 保存のコツ】
 ホイールが装着された状態で保管する場合には横置きで重ねて行っても構いませんが、ホイールに組み込んでいない場合横置きすると変形してしまうリスクもあるので、縦てラック等で保管することをお奨めします。

 三菱 H18 ファイター ワイド冷凍ウィング 格納PG★ 画像4
まとめるとこの様なところですね。1、保管の前に洗浄を忘れずに
2、タイヤの空気圧を下げる
3、保管場所は直射日光や風雨の当たらない涼しい屋内

4、タイヤカバー、金属ラック、ダンボールがあるとなお良い
5、ホイールに君である場合には縦置きでも横置きでも可能
6、タイヤのみの場合は縦置きにすること

なぜタイヤの空気はなくなっていくの?

タイヤの空気はなぜ抜けてゆくのか??

買ったばかりの新品のタイヤにしっかり空気を入れていてもしばらくすれば空気は抜けて行っています。新品で傷もなく、ホイールとしっかりと密着させて組み込んであるのに・・・
なんで空気は抜けて行ってしまうのでしょうか?

空気の抜ける理由

実は、ミクロサイズではありますが、タイヤにはたくさんの穴が開いているんです!
軽自動車のタイヤもトラックのタイヤも、トレーラーのタイヤも一緒です。
これはゴムの性質に由来します。タイヤはグリップ力を高めたり水はけを良くしたりなどいろいろな目的のために柔軟に作られています。
柔らかさを出すためには一定の空気の含有が必要です。
タイヤも日進月歩で製造技術が進化しています。未来のタイヤが楽しみな部分もありますね。
また、タイヤは一般的に1か月で約5パーセントの空気が減ると言われています。
春から夏にかけてなど、しばらく空気を入れていないのに空気はそれほど減っていなかったという場合もあるでしょう。

なぜでしょうか?

これは、気温の影響で空気が膨張しているからです。

毎月5パーセントの空気の減りに対して、タイヤ内の空気も膨張しているため結果的に減ったのは1パーセントだった、という具合です。

最近は秋の到来を感じるようになってきましたが、これからますます気温が下がってくれば、今度は膨張していた空気が元に戻ります。毎月減っていた分を合わせると、大きく空気圧が減ってしまうことになりますね。

この性質を理解すると、温度変化の大きい時期には空気圧のチェックが大切ということが分かりますね。また、タイヤが高温の状態、例えば高速を長時間走行直後などでは冷えた時に空気圧が下がってしまうこともわかります。
夏が終わり涼しくなってきていますので、一度空気圧のチェックをしてみてはいかがでしょうか。

三菱 H16 ファイター 低温冷凍車 格納PG 画像4

タイヤのひび割れ防止

タイヤの細かなひび割れのことをオゾンクラックなどと呼んだりします。
まだ、そんなに長期間使っているわけではないのにタイヤにひび割れが出てきてしまった・・・
このオゾンクラックと言われる小さなひび割れが、後々にタイヤの寿命を縮めていくことになる可能性が高いのです。
タイヤだって安い買い物ではありません。また、なるべくならしっかりと安全性の確保されている間は使いたいものです。
タイヤを長持ちさせるにはこのオゾンクラック対策をしてあげることも大事です。

オゾンクラックとはどんな症状のこと?

オゾンクラックとは、オゾンや紫外線が原因でタイヤ表面に細かなひび割れが発生してしまうことで、別名オゾン劣化とも呼ばれています。そもそも、タイヤに使用されるゴム類は、オゾンや紫外線に弱いです。そのため、耐久性を高める対策の施されたゴムを使うことが多いのです。

では、このような対策がされているにも関わらず、なぜオゾンクラックが発生するのでしょうか?

オゾンクラックの発生要因

色々な要因が作用していると考えられますが、代表的なところですと以下のような要因が考えられます。
    • 空気不足の状態でタイヤを使用していた。
    • 急ハンドルなど過負荷を掛けて使用していた
    • 過度な洗車やタイヤワックスを使用した
    • 通常よりもオゾンや紫外線の強い環境下で保管していた

    特に注意したいのは上記原因のうち上から3つです。

  • タイヤは適正な空気圧で使用しないと、タイヤの劣化を早めるだけではなく、本来の性能が発揮できず十分な安全性を確保できません。適正空気圧で使用しましょう。
  • 急ハンドル、急ブレーキは事故の原因になりえます。丁寧なエコ運転を心掛けたいものです。
  • そして盲点なのが、この洗車のし過ぎという部分かと思います。
    タイヤにはあまり洗剤等を使わずに洗いましょう。洗剤に含まれる、またはタイヤワックスに含まれる成分が劣化を早めることがあります。

オゾンクラックの防止には?

三菱 H19 ファイター アルミバン PG付き ★ 画像15

  • 屋内に保管するまたはタイヤカバー等を使い紫外線やオゾンにタイヤを晒さないようにする。
  • 洗車の際は、汚れの程度を見て水洗いのみに留める
  • 空気圧不足や過負荷を避け、タイヤの負担を極力減らす

タイヤは乗車前にしっかり点検して安全に運転したいものです。

 

トラックのタイヤの空気圧はいくつ?

一般の乗用車などでは1か月に1回はチェックを推奨されている空気圧の点検。
乗用車の場合、タイヤサイズによって大きく異なる場合もありますが、2.0KG~2.5KGが標準的な空気圧です。

ではトラックの空気圧は一体いくつなのでしょうか??
三菱 H19 キャンター ワイド ロング アルミウィング 画像7

トラックの空気圧

・2トントラック 5.0KG~6.0KG
・4トントラック 7.0KG~8.0KG
・大型トラック 8.5KG~10.0KG
というのが一つの目安になります。

タイヤの空気圧の点検方法

タイヤが冷えた状態の時にエアゲージを使って計測する。
空気は温度によって膨張・収縮をするので、高速道路を走行直後などではタイヤの温度が摩擦で上がっており、同時にタイヤ内の空気も膨張しています。
そのため、実際よりも空気圧が高めに計測されてしまいます。

適正な空気圧で走行するためにも、冷えた状態で計測・充填しましょう。

また空気圧が適正でない場合どのようなことになるでしょうか?

【空気圧不足の場合】
・タイヤの偏摩耗(内側と外側ばかりが減ってしまう)が発生しやすくなる
・タイヤ寿命が短くなる
・発熱による損傷(ヒートセパレーション)が起こりやすい
・燃費が悪くなる

 
【空気圧過多の場合】
・タイヤの偏摩耗(タイヤの中心部分ばかりが減ってしまう)を発生しやすくなる
・乗り心地が悪化する

やはり適正値でないといろいろな不都合が起きます。最悪の場合事故につながることも考えられますね。

ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与できますようにより良い中古トラック・中古トレーラーを取り揃えて皆様のご来店をお待ちしております。

スリップサインからタイヤの交換時期を知る方法

スリップサインとは

普段はあまり意識されないスリップサインですが、タイヤの交換時期を知るうえで非常に重要な情報を教えてくれるものです。どのように確認すればいいのでしょうか?bsPP_taiya

スリップサインとは、タイヤ溝内にある、少し盛り上がったところです。
タイヤの外側からもわかるように、側面に▲マークがついています。▲マークの延長線上にスリップサインの盛り上がりがあります。

【スタッドレスタイヤにはスリップサインが2つ?】
 PAK26_sutadresutaiya20140208_TP_Vスタッドレスタイヤにはスリップサインのようなものが2種類あります。

似ていますが、2つのうち1つはプラットホームと呼ばれます。これはスタッドレスタイヤが雪道や凍結路などでも性能を発揮できる限界点という意味で付けられています。

プラットホームが見えてしまうと冬用タイヤとしては使えなくなります。夏用タイヤと同等の扱いになります。
そして夏用タイヤとしても溝がなくなることを知らせてくれるのがスリップサインです。

【タイヤ交換の目安】

スリップサインからタイヤ溝の表面までの溝の深さがポイントです。
この値は道路運送車両法で決まっており、

乗用車・軽トラック→1.6ミリ
小型トラック→2.4ミリ
大型トラック・バス用タイヤ→3.2ミリ
となっています。

【スリップサインが出ても使い続けるとどうなるの?】
タイヤの溝というのは排水口のような役割を持ち、雨の日など路面が濡れている状態で走る際、タイヤと路面間の水はけを良くするためにあります。これがすり減ってしまうと、行き場を失った水がタイヤと路面の間に入り込み、グリップ力が低下。その結果、ブレーキをかけてから止まるまでの制動距離が長くなってしまいます。また、教習所でもならったハイドロプレーニング現象というタイヤが水の上を滑走してしまう状態になりやすくなります。

 

【罰則はあるの?】
・「整備不良」として罰則が科せられる可能性がある。
(減点2点、罰金9000円/普通車、12000円/大型車)
・車検に通らない
日野 H18 レンジャー ワイドアルミウィング 格納PG 画像1

ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与できますようにより良い中古トレーラー・中古トラックを取り揃えて皆様をお待ちしております。

トラックの廃タイヤの使い道

本日は、中古タイヤや廃タイヤと呼ばれる使い終わったタイヤについてのお話です。
三菱 H20 ファイター ワイド 低温冷凍車 格納PG★ 画像21

大型トラックやトレーラーなどに履き終わったタイヤはどの様に処分されるのでしょうか?

①まだ溝があれば中古タイヤとして業者へ販売する
②廃タイヤとして処分業者に廃棄を依頼する

主に上記2つになると思われます。
①はシンプルでわかりやすいですが②はどうでしょうか?
廃棄を依頼したタイヤはどのようなルートをたどってリユースやリサイクルされるのでしょうか?

<その前にタイヤの構造はどうなってるの?>
タイヤはゴム部分とゴムの剛性を上げるために内部にワイヤーが複雑に組み込まれており、そのワイヤーが走行時の安全性や快適性を作り出しています。
タイヤがすり減って、スリップサインが出ても使い続けるとタイヤの奥から細いワイヤーのようなものが見えてきます。
この状態になるとワイヤーが切れ、タイヤのバーストがいつ起きてもおかしくないので非常に危険な状態と言えるでしょう。
安全運転の為には適切に管理されたタイヤを履くことは非常に重要です。

<廃タイヤの利用方法>
廃タイヤは業者に処理代を払うことで引き取ってくれます。

・燃料として利用されるタイヤ
引き取られたタイヤは処理工場に運ばれて大きな処分機械に掛けられます。

処分機械は何をしているのでしょうか?

ワイヤーをタイヤから引き剥がします。ゴムのみになれば資源ですがゴムとワイヤーが混ざった状態では資源にならないのです。ワイヤーを引き剥がし、ゴムのみの状態になったら今度は裁断してゴムのチップを作ります。このチップが燃料として利用されるのです。

そもそもゴムの原料には石油が含まれますのでゴムの発熱量は高いのです。これを特殊な方法を用いて工場のプラントで燃やすことで燃料として利用します。
約4割は製紙工場で利用されるようです。

・リトレッドタイヤ
リトレッドタイヤとは、1次寿命が終了したタイヤのトレッドゴム(路面と接する部分のゴム)の表面を決められた寸度に削り、その上に新しいゴムを張付け、加硫しトレッドパタンを形成して再利用(リユース)するものです。
台タイヤを再利用できるので省資源に貢献します。

この様に、資源を有効活用し環境にやさしい状態を作るには適正な処分料を払って、タイヤに資源に生まれ変わってもらうことは必要なことですね。

三菱 H20 ファイター ワイド 低温冷凍車 格納PG★ 画像1

 ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与できますよう、より良い中古トラック、中古トレーラを取り揃えて皆様をお待ちしております。お気軽にお問合せください。

【トラック】のタイヤ止め

輪止めとはトラック等の車両が駐車する際に車両がサイドブレーキが甘かったなどのミスがあっても動きださないようにタイヤと地面の間に噛ませる器具の事をいいます。

ギアをパーキングに入れる、サイドブレーキを引くなどの対処をしていれば車は動かないはず。 ですが、大型自動車(バスやトラック・トレーラー等)の場合、ブレーキにエアブレーキを採用しています。空気の圧力を利用してブレーキを作動しているため、長時間エンジンをかけずに放置すると、バッテリーの自然放電のようにタンク内のエア圧力が下がり、サイドブレーキの効きが甘くなることもあります。
事故を未然に防止する観点から、車両に予め備品としてセットされていたりします。

 輪止めをしなくても道路交通法違反での反則はありませんが、転ばぬ先の杖=輪止めですね。

 ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与することができますよう、より良い中古トラック・トレーラーを取り揃えて皆様をお待ちしております。