ワイズトラックブログ

2021.05.06

大型免許を取るまでの費用はいくら?

若者の車離れがドライバー不足の一因になっているといわれていますが、車離れの要因にはいくつもの要素があると思います。
その中の一つに免許取得までの費用が若年者にとってかなりの負担であるということもありそうです。

4トン車に乗ろうと思っても中型免許が必要ですし、大型車・トレーラーに乗ろうと思えば大型免許+牽引が必要になります。
ここ15年ほどで免許区分が細分化され、大型免許取得までの道のりが以前に比べて難しくなりました。

近年の免許区分の改正

 

2007年以前

【普通自動車免許】
車両総重量8トン、最大積載量5トン未満の車両が運転できました。

【大型自動車免許】
車両総重量8トン、最大積載量5トン以上の車両を運転する際に必要でした。

 

 

2007年

【中型免許区分 新設】
車両総重量11トン、最大積載量6.5トン未満の車両までが運転できる免許です。
それまでは、普通車・大型の2種類でした。

【普通免許】
車両総重量8トン→5トン、最大積載量5トン→3トン未満までの車両に制限されました。
2007年以前に免許を取得した人には中型免許8トン限定の免許表示がされるようになりました。

 

2017年

【準中型区分の新設】
車両総重量 7.5トン、最大積載量4.5トン未満の車両が運転できます。

【普通自動車免許】
車両総重量5トン→3.5トン、最大積載量3トン→2トン未満に限定されました。
2007年から2017年の間に免許を取得した人は準中型5トン限定という表示が免許にあります。

今現在、大型免許を取得するには凡そ、どれくらいの教習料金がかかるのか調べてみました。

※あくまでも一例のため、教習所や教習内容により料金は大きく異なる場合があります。

今現在の免許
普通車(AT限定)     →約45万円
普通車(MT)       →約41万円
準中型5トン限定(AT限定)→約41万円
準中型5トン限定(MT)  →約37万円
準中型           →約33万円
中型8トン限定(AT限定)  →約34万円
中型8トン限定(MT)    →約30万円
中型免許            →約24万円

 

こう見ると、今普通車の免許を持っている20歳くらいの方が大型を取得しようとすると45万もかかると考えるとかなり高額な教習料金がかかりますよね。

これに牽引を追加する場合、約14万円の教習料金が追加されることになります。

なお、大型と牽引をセットで申し込むと割引をしてくれる教習所もあるようです。

 

いずれにせよかなりの金額がかかるので、上手に国からもらえる補助金等も活用しながら免許取得を進めたいですね。

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