ワイズトラックブログ

2021.05.03

大型免許取得の年齢引き下げへ

現在は大型免許等を取得しようとする際の受験資格は以下のようになっています。

  • 第一種大型免許:21歳以上で普通自動車免許の保有歴が3年以上
  • 第一種中型免許:20歳以上で普通自動車免許の保有歴が2年以上
  • 第二種免許  :21歳以上で普通自動車免許の保有歴が3年以上

この年齢条件が引き下げの方向になるということです。

 

道路交通法の法改正の審議は終わっていますが、いつから施行(法律が実社会で実行される日)されるのかは決まっていませんが、2022年度の施行を見込んでいるそうです。

 

引き下げの内容は「19歳以上で普通免許保有1年以上」あれば、大型・中型・二種の受験ができるということです。

 

ただし、上記はドライバー不足やドライバーの高齢化に対応するための特例対応のため以下のような普通の免許にはない特則が適用されるとのことです。

免許取得後一定期間内に特定の違反をしたドライバーには、違反者講習の受講を求め、その後の再試験で不合格となった場合、特例で取得した大型免許を取り消しするなどの安全策も盛り込まれるとのことです。

ドライバー不足解消の一助となればいいですが、同時に若年ドライバーが大型車両やトレーラーを運転することになるため、安全対策も同時に立てないといけないということですね。

 

一方、準中型免許の制度ができたときに免許を取ったドライバーからは、免許取得にお金をかけて来たのに急に簡素化されては今までの免許取得への投資が無駄に感じるなどの意見もあるようです。

 

確かに、一生懸命高い教習代を払って、3年待って大型免許を取得した人にとっては、年下の後発組がわずか1年で大型に乗務できてしまうのは少し報われないという感情になるのもわかる気がします。

しかし、ドライバー不足という社会的な課題を解決していくには、有効な政策だと感じますね。

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